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「在宅ワーク用の椅子をそろそろちゃんとしたものに替えたい」
「サリダ YL9とSIHOO M57、どっちが座りやすい?」
長時間デスクに向かう人にとって、椅子はかなり重要です。
今回比較するのは、
イトーキ サリダ YL9
と
SIHOO M57
の2脚。
どちらもヘッドレストや調整機能を備えた高機能オフィスチェアですが、座面や背もたれ、ランバーサポート、リクライニングの考え方には違いがあります。
先にまとめると、
クッション座面・細かな座面調整・国内メーカーの安心感を重視するならサリダ YL9。
全面メッシュ・ランバーサポート・3Dアームレストを重視するならSIHOO M57。
という選び方が分かりやすいです。
サリダ YL9とSIHOO M57のスペックを比較
まずは主な違いを見てみます。
| 比較項目 | イトーキ サリダ YL9 | SIHOO M57 |
|---|---|---|
| 幅 | 約67cm | 約61〜71cm前後 |
| 座面高 | 約42.5〜51.5cm | 約43.5〜53.5cm |
| 重量 | 約21.5kg | 約20kg前後 |
| 背もたれ | エラストマー | メッシュ |
| 座面 | モールドウレタン | メッシュ |
| ランバーサポート | 独立式なし | ○ |
| 座面奥行調整 | 5段階 | - |
| アームレスト | 上下調整 | 3D調整 |
| ヘッドレスト | 高さ・角度調整 | 高さ・角度調整 |
| リクライニング | 最大126°・4段階固定 | 3段階 |
| 保証 | 最大3年 | 3年 |
YL9は座面高約42.5〜51.5cm、座面奥行を5段階で調整でき、体重感応式シンクロロッキングを搭載しています。
SIHOO M57は座面高約43.5〜53.5cmで、3Dアームレストと前後・上下に調整できるランバーサポートを搭載。日本公式では3年保証も案内されています。
違い① 座面はクッションかメッシュか
この2脚のかなり大きな違いです。
サリダ YL9はモールドウレタンのクッション座面を採用しています。
クッション厚は約30mm。
さらに座面内部には体圧分散を意識した構造が採用されています。
楽天レビューでも、
「座り心地が良い」
「適度な硬さがある」
「長時間でも座りやすい」
という声が多く見られます。
一方、SIHOO M57は座面も背もたれもメッシュ。
身体と椅子の間に熱がこもりにくいため、
- 夏場
- エアコンを弱めに使う部屋
- 長時間座る仕事
- 蒸れが苦手な人
には使いやすい構造です。
クッションの柔らかさ・安定感ならYL9。
通気性ならM57。
という違いがあります。
違い② 腰まわりの調整はSIHOO M57
腰へのサポートを細かく調整したいなら、M57が特徴的です。
M57には独立したランバーサポートがあり、
上下+前後
に位置を調整できます。
自分の腰の位置や体格に合わせて、
「もう少し腰を押してほしい」
「圧迫感が強すぎる」
といった調節ができるのがメリットです。
一方、YL9には独立したランバーサポートはありません。
その代わり、背もたれ自体が背骨のS字ラインに沿うよう成型されたエラストマー構造になっています。
つまり、
腰を直接支える位置を調節したいならM57。
背もたれ全体で自然に支えてほしいならYL9。
という違いです。
違い③ 座面奥行を変えられるのはYL9
YL9には5段階・最大約5cmの座面奥行調整があります。
これは意外と重要です。
同じ身長でも、
- 太ももの長さ
- 座り方
- デスクとの距離
によって、ちょうどいい座面位置は変わります。
座面が深すぎると膝裏が圧迫されやすくなり、浅すぎると太ももの支えが不足します。
YL9なら座面を前後に動かして調整できます。
特に家族で共有する場合や、体格に合わせたい人には便利です。
M57は座面の高さ調整には対応していますが、YL9のような座面奥行調整はありません。
体格に合わせて細かくセッティングしたい人はYL9が使いやすいでしょう。
違い④ アームレストはM57が多方向に動く
サリダ YL9のアームレストは高さ調整式。
約9段階で上下調整できます。
デスクの高さに合わせて肘を支えるという基本的な使い方なら十分です。
一方、M57は3Dアームレスト。
- 上下
- 前後
- 左右方向
へ調整できます。
キーボード作業だけでなく、
- マウス操作
- ゲーム
- タブレット
- リクライニング姿勢
など、姿勢を頻繁に変える人には使いやすいです。
アームレストの自由度はM57が高めです。
違い⑤ リクライニングの調整
YL9は体重を感知してロッキングの強さを自動調整する体重感応式シンクロロッキングを採用しています。
最大角度は126°。
さらに、
105°・110°・118°・126°
の4段階で固定できます。
自分でロッキングの強さを細かく設定しなくても、体重に合わせて動いてくれるのが特徴です。
M57も3段階のリクライニングに対応。
日本公式では複数角度で姿勢を変えられる構造が紹介されています。
仕事中は起こす。
休憩時は倒す。
という使い方なら、どちらも対応できます。
ただし、
自動調整を重視するならYL9。
シンプルに角度を変えたいならM57。
という違いがあります。
違い⑥ ヘッドレスト
YL9はヘッドレストの調整幅がかなり細かいです。
高さ7段階に加えて、上下方向の角度調整にも対応しています。
仕事中というより、
「リクライニングして少し休憩する」
というときに使いやすい機能です。
M57もヘッドレストの高さ・角度調整に対応しています。
ただし体格によってヘッドレスト位置の相性が出やすいため、身長がかなり高い・低い人は寸法を確認しておいた方がよいでしょう。
違い⑦ フローリングならキャスターにも注目
意外と見落としやすいのがキャスターです。
YL9はナイロン双輪キャスター。
メーカーはカーペットなど柔らかい床に適しており、フローリングではチェアマットの利用をすすめています。
M57は日本公式でPUキャスターを採用していると案内されています。
自宅で直接フローリングに置く人は、ここも比較ポイントです。
ただし、どの椅子でも長期間使用すると床への負荷はかかります。
賃貸住宅や床を傷つけたくない家庭なら、チェアマットを使う方が安心です。
サリダ YL9の口コミ・評判
イトーキ公式楽天ショップでは、YL9シリーズに125件のレビューが確認できます。評価は4.2点台です。
良い口コミで多いのは、
「背もたれがフィットする」
「座り心地がいい」
「長時間の作業でも使いやすい」
「組み立てが意外と簡単」
「デザインがオフィスチェアっぽすぎない」
といった内容。
一方で、
「座面が少し硬く感じる」
「一番低くしても高さが合わない場合がある」
「ヘッドレストが硬い」
という声もあります。
特に椅子は身長や脚の長さによって評価が大きく変わるため、レビューだけでなく座面高42.5〜51.5cmが自分のデスク環境に合うか確認しておくことが大切です。
SIHOO M57の口コミ・評判
楽天のSIHOO公式販売ページでは110件のレビューが確認でき、評価は4.5点台です。
海外公式では1,400件以上のレビューも掲載されています。
口コミでは、
「メッシュで蒸れにくい」
「しっかりした作り」
「ランバーサポートを調整できる」
「アームレストを細かく変えられる」
などが評価されています。
一方、
「本体がかなり重い」
「組み立て時に少し苦労した」
という声もあります。
本体が大きく重量もあるため、
「必要に応じて毎日別の部屋へ移動させる」
という用途にはあまり向きません。
基本的には設置場所を決めて使うタイプです。
在宅ワークにはどっち?
1日数時間以上パソコン作業をするなら、どちらも十分候補になります。
ただし重視ポイントが違います。
サリダ YL9
- クッション座面が好き
- 座面奥行を調整したい
- リクライニングを細かく固定したい
- 国内オフィス家具メーカーを選びたい
- 背もたれ全体で支える感覚が好き
SIHOO M57
- 座面までメッシュがいい
- 暑がり
- 腰のサポート位置を変えたい
- 3Dアームレストが欲しい
- フローリングで使いたい
という違いがあります。
ゲーム兼用ならどっち?
ゲームにも使うなら、M57の3Dアームレストは魅力です。
コントローラーやマウスを操作するときは、仕事中と肘の位置が変わることがあります。
前後・角度まで変えられるアームレストは、姿勢を変えやすいでしょう。
一方でYL9も最大126°までリクライニング可能なので、
仕事中心+たまにゲーム
という使い方なら十分対応できます。
ゲーミングチェアのような派手なデザインではないため、リビング横のワークスペースにも置きやすいのもメリットです。
サリダ YL9がおすすめな人
YL9がおすすめなのは、
- 在宅ワーク時間が長い
- クッション座面が好き
- 座面の前後位置を調整したい
- 国内メーカーの製品を選びたい
- リクライニング機能を重視したい
- オフィスっぽすぎないデザインがいい
- 座面を交換しながら長く使いたい
という人です。
特に、
「椅子を自分の体格に合わせて細かく調整したい」
という人には使いやすいモデルです。
SIHOO M57がおすすめな人
M57がおすすめなのは、
- メッシュ座面が好き
- 長時間座ると蒸れやすい
- ランバーサポートが欲しい
- 腰をしっかり支えてほしい
- アームレストを細かく調節したい
- 在宅勤務とゲームで兼用したい
- 価格と機能のバランスを重視したい
という人です。
特に夏場の在宅ワークでは、座面までメッシュという構造は大きなメリットになります。
まとめ|調整機能とクッションならYL9、全面メッシュと腰サポートならM57
イトーキ サリダ YL9とSIHOO M57は、どちらも長時間のデスクワークを想定した高機能チェアです。
ただし方向性は違います。
イトーキ サリダ YL9
→クッション座面
→座面奥行5段階調整
→体重感応式ロッキング
→最大126°・4段階固定
→国内メーカーの最大3年保証
SIHOO M57
→背・座面ともメッシュ
→調整式ランバーサポート
→3Dアームレスト
→3段階リクライニング
→3年保証
座面の柔らかさや体格に合わせた細かな調整を重視するならYL9。
通気性と腰まわり・肘まわりの調整を重視するならM57。
椅子はスペックだけでなく体格との相性がかなり大きいため、座面高・座面奥行・デスクの高さまで確認して選ぶと失敗しにくいでしょう。


