実家に物が多すぎるときの片付け方|親と揉めずに進める7ステップ

親・実家の暮らし

久しぶりに実家へ帰って、

「前より物が増えてない?」

と思ったことはありませんか?

廊下には段ボール。
使っていない家具。
何年も着ていない服。
押し入れの中には、何が入っているのか分からない箱。

子どもから見ると、

「これ全部いらんやろ…」

と思ってしまいます。

でも、いきなり

「これ捨てるよ」

と始めるのはおすすめしません。

親にとっては、古い物でも思い出があったり、

「まだ使える」

「いつか必要になる」

と思っていたりするからです。

この記事では、離れて暮らす親の実家に物が増えすぎたとき、親と揉めにくく、無理なく片付ける方法を7ステップで紹介します。


結論|最初に「捨てる」のはやめた方がいい

実家の片付けで最初にやることは、

不要品を捨てることではありません。

まずやるのは、

「安全に生活できる場所を作ること」

です。

例えば、

  • 廊下
  • 玄関
  • 寝室からトイレまで
  • 階段
  • キッチン周辺

など。

親が普段歩く場所に物があるなら、まずそこから片付けます。

全部きれいにする必要はありません。

生活に必要な場所から少しずつ。

これが実家の片付けでは大切です。


実家を片付ける7ステップ

1.まず「危ない場所」だけ確認する

最初から押し入れを全部開けなくて大丈夫です。

まず家の中を見て、

  • 廊下に物が置かれている
  • 玄関が狭くなっている
  • 電源コードの上に物がある
  • 暖房器具の近くに物が積まれている
  • 階段に荷物がある
  • 夜トイレへ行く通路が狭い

などがないか確認します。

ここは、

片付けというより安全対策

と考えます。

親にも、

「全部捨てよう」

ではなく、

「ここだけ歩きやすくしようか」

と言った方が受け入れてもらいやすいです。


2.親の物を勝手に捨てない

これはかなり大事です。

子どもから見れば不要でも、親からすると大切な物かもしれません。

例えば、

古い食器
昔の写真

贈答品
雑誌
趣味の道具

など。

勝手に捨てると、

「なんで捨てたと!」

となって、その後の片付けそのものを嫌がる可能性があります。

だから、

「残す・迷う・手放す」

の3つに分けるのがおすすめです。

迷う物は無理に決めません。

一度「迷う箱」に入れて後回しにします。


3.最初は小さい場所だけ片付ける

実家の物が多いと、

「今日は全部片付けるぞ!」

となりがち。

でも、それをするとほぼ疲れます。

おすすめは、

今日は玄関だけ。

次は洗面所。

その次は廊下。

という感じ。

一回の目標を小さくする。

例えば、

「ゴミ袋3袋分だけ」

でもいい。

少しずつでも、何回か続けた方が進みます。


4.「捨てる・売る・残す」に分ける

物が減ってきたら、次は出口を決めます。

大きく分けると、

残す

今使っている物、思い出の物。

捨てる

壊れている物、明らかなゴミ。

売る

まだ価値がありそうな物。

この3つ。

ここで重要なのが、

全部をゴミとして捨てないこと。

実家には、

  • ブランド品
  • 時計
  • カメラ
  • ゲーム
  • CD
  • 食器
  • 未使用の贈答品
  • 工具
  • 趣味用品

など、売れる可能性のある物が残っていることがあります。


「売る」と「捨てる」は先に分ける

片付け業者へ全部まとめてお願いする前に、

売れそうな物を先に確認

した方がいい場合があります。

例えば、

「片付け業者に全部持っていってもらった後で、実は価値のある物だった」

ではもったいない。

そこで、

買取

残った物を処分

という順番を考えます。


5.少量なら自分たちで処分する

まだ量が少ないなら、自分たちでも対応できます。

例えば、

  • 可燃ごみ
  • 不燃ごみ
  • 資源ごみ
  • 粗大ごみ

など。

ただし処分方法は自治体によって違います。

特に、

  • 家電
  • パソコン
  • 大型家具
  • 危険物

などは普通のごみとして出せない場合があります。

実家がある自治体のルールを確認してから処分してください。


6.売れそうな物は買取サービスを使う

大量の物の中に売れそうな物があるなら、

  • 宅配買取
  • 出張買取
  • 店頭買取

があります。

宅配買取

箱に入れて送る方法。

本やゲーム、ブランド品など、小さい物に向いています。

出張買取

自宅まで査定に来てもらう方法。

大量にある場合や、大きい物がある場合に便利です。

店頭買取

自分で店舗へ持ち込む方法。

量が少なければ使いやすいです。


離れて暮らしているなら出張買取も便利

実家と自宅が離れていると、

大量の荷物を自分の車へ積んで店舗へ持っていくのは大変です。

その場合、

実家へ来てもらえる出張買取

は相性がいい。

ただし業者によって、

  • 対応エリア
  • 出張料
  • 買取対象
  • 最低点数

などが違うので確認が必要です。


7.量が多すぎるなら業者へ相談する

こんな状態なら、家族だけで全部やろうとしなくてもいいと思います。

  • 一部屋丸ごと物で埋まっている
  • 大型家具が多い
  • 家電が大量にある
  • 遠方で何度も帰省できない
  • 親だけでは片付けられない
  • 売却や施設入居の日程が決まっている

こういう場合は、

不用品回収や片付けサービス

を検討します。


ただし「何でも無料回収」には注意

実家の片付けでは、

「無料で全部回収します」

という業者を見かけることがあります。

全部が問題というわけではありませんが、

契約前に、

  • 料金
  • 追加料金
  • 何を回収するのか
  • 処分費用
  • キャンセル料

を確認しましょう。

できれば、

作業前に総額の見積もりを出してもらう

方が安心です。


実家片付けのおすすめ順番

迷ったら、この順番で進めると分かりやすいです。

STEP1

危ない場所を片付ける

STEP2

親が残したい物を確認する

STEP3

売れそうな物を分ける

STEP4

自治体で処分できる物を捨てる

STEP5

買取サービスへ出す

STEP6

残った大型不用品を業者へ相談

STEP7

必要なら家全体の片付けを依頼

この順番なら、

全部まとめて高い費用で処分する

のを避けやすくなります。


親が「全部いる」と言う場合は?

これ、かなりありそうなパターン。

親からすると、

「まだ使える」

「もったいない」

「これは大事」

となります。

そんなときは、

捨てることを目的にしない。

例えば、

「廊下だけ広くしよう」

「この棚1個だけ見よう」

「使ってない家電だけ確認しよう」

くらいから始めます。

最終的に物が残っても、

安全に暮らせるスペースが確保できれば、まずはOK。

このくらいで考える方が続きます。


「いつか使う」は専用箱を作る

迷う物が多い場合、

保留ボックス

を作ります。

例えば、

「半年間使わなかったらもう一回考える」

というルール。

その場で捨てるか決めなくていいので、親も納得しやすくなります。


写真や思い出の物は最後

これも重要。

写真、手紙、アルバムなどから始めると、

全然進まなくなる可能性があります(笑)

懐かしい写真を見る

話が始まる

1時間経過 😂

だから思い出の物は最後。

最初は、

壊れた家電
空箱
明らかなゴミ
使っていない日用品

など、判断しやすい物から始めます。


離れて暮らしているなら「写真」を残す

実家の片付け前に、

各部屋をスマホで写真に撮っておくのもおすすめ。

これは思い出だけじゃありません。

次に帰省するとき、

どこまで片付けたか

確認できます。

また、業者へ相談するときにも、

「この部屋にこれくらいあります」

と写真を送れる場合があります。


片付け費用を抑えるなら自分でできる部分を先に

片付け業者へ依頼するときも、

自分でできる物を事前に減らしておくと、作業量を減らせる可能性があります。

例えば、

衣類

小物

は先に処分。

最後に、

大型家具
大型家電
重量物

だけお願いする。

こういう使い分けもできます。


将来の「実家じまい」につながることもある

今は親が暮らしていても、

将来的に、

  • 施設へ入居
  • 子どもと同居
  • 家を売却
  • 空き家

となる可能性があります。

そのとき、

何十年分もの荷物を一気に片付けるより、

親が元気な今から少しずつ整理しておく

方が負担は少なくなります。

次の記事では、

「親が施設に入った後、実家はどうする?」

について詳しく扱います。


まとめ|実家の片付けは「全部捨てる」必要はない

実家に物が多すぎても、

一日で全部片付ける必要はありません。

おすすめの順番は、

  1. 危ない場所を片付ける
  2. 親と残す物を決める
  3. 捨てる・売る・残すに分ける
  4. 自治体で処分
  5. 買取サービスを利用
  6. 大型不用品を処分
  7. 必要なら片付け業者へ相談

です。

そして一番重要なのは、

親の物を勝手に捨てないこと。

片付けの目的は、

家をモデルルームみたいにきれいにすることではありません。

親が安全に、今まで通り生活できる環境を作ること。

まず次に実家へ帰ったとき、

玄関や廊下の物を一つ動かすところから始めてみてください。


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